モンゴル&アムド放浪

 当時の私は大学でチベット史を勉強していた。そのため現地を実際に訪れることを目的として、この放浪が行われた。本当はラサなどチベット自治区入りしたかったのだが、費用と入域許可証の問題のため断念。そのかわりとしてかつてチベット仏教国であったモンゴルと、甘粛・青海・四川省にまたがるチベット文化圏であるアムドと呼ばれる地域を選んだ。

 当時モンゴルは民主化してからまだ6年と日が浅く、社会主義の雰囲気が色濃く残りつつも人々は自由を謳歌し始めた状態であった。また社会主義時代に抑圧されていた宗教もやっと認められ、徐々に活動を再開し始めていた。アムドもほとんど開発の手が入っていない状態であり、不便はあったものの牧歌的でもあった。現在はどちらもかなり開発が進んだため、便利になった反面様々な問題を抱えているようである。

<日程> 1998/7/30~11/4(97日間)
<キーワード> チベット文化
モンゴルの草原

地図&日程詳細

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